Releases: mtsgi/kit
kit 0.2.0
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
更新内容
kit v0.2 "aquamarine"
デスクトップ機能
config/desktop.json
からデスクトップアイコンを読み込みます。- 動的にデスクトップのアイコンを読み込みます。
- ウィンドウのリサイズ機能を一新。
- jQuery UIによるリサイズを廃止(アプリ内での使用は引き続き可能です)。
- コンテキストメニューの項目グループ化機能が利用可能になりました。
kit-contextgroup-
接頭辞付きIDを使用します。
- 付箋関連機能が実装されました。
- 付箋データのリアルタイム保存(変更されるたびに自動的に保存されます)。
- デスクトップのコンテキストメニューから付箋が追加可能になりました。
- 付箋のカスタムコンテキストメニューから付箋が削除・複製可能になりました。
- 各種テーマのスタイルがダークテーマに対応するよう調整されました。
システム関連
- システム全体を常にstrictモードで実行します。
System.installed
- インストールされたアプリケーションが保存されます。
- 起動パスの概念
System.launchpath
にすべてのアプリの起動パスが格納されます。- 起動パスは、それぞれのプロセスがアプリケーションを読み込んでいるディレクトリのパスを表します。
- これによりkitアプリケーションのより柔軟な利用(インストールなど)が可能になりました。
System.appInfo
メソッドの更新- 起動パスを表示するようになりました。
System.display
- デスクトップの現在の幅と高さを格納します。
System.selectedText
- 選択中の文字列を格納します。
System.config
- 設定情報を格納します。
System.changeWindowTitle
メソッド- 任意のウィンドウのタイトルを変更します。
- kitシステム起動時にShiftキーを押下することでセーフブートが可能になりました。
- 受付時間はおよそ0.4秒です。
System.dom
メソッドの更新- 可変長引数に対応し、指定プロセス内の任意の個数の複数セレクタに該当するDOMをまとめてjQueryオブジェクトとして返します。
System.qs
メソッド- 新しいSystem.domメソッドと同一の構文で、該当するすべてのDOMの静的な
NodeList
を返すバージョンです。内部的にdocument.querySelector
メソッドを使用しています。
- 新しいSystem.domメソッドと同一の構文で、該当するすべてのDOMの静的な
process
オブジェクトにプロセスのウィンドウタイトルを格納します。- アプリのテンプレートの読み込みが完了する前にスクリプトの読み込み・実行が行われるバグを修正しました。
- システムのアナログ時計が抱えていたバグを修正しました。
この他に、軽微なバグの修正、システム全体の軽量化が含まれます。
kitstrapのバンドル
**kitstrap 0.2がバンドルされました。**これにより、以前より格段にアプリケーションのスタイルやレイアウトを作成することが簡単になりました。
kitstrapについての詳細はkitstrapドキュメントを参照してください。
kit apps framework
kit apps framwork (v1)が実装されました。アプリの開発者はkafを使用することで、JavaScriptコーディングの量を劇的に少なく、あるいはまったくなくすことができます。既存のアプリの一部もkafを利用するように変更されています。
kafはAppクラス上に展開され、App
クラス内の各種メソッドから操作可能です。kit v0.2 "aquamarine"で実装されたkaf関連機能は以下の通りです。詳細は各属性・メソッドのページを参照してください。
kaf属性
- kit-alert属性
- kit-bind属性
- kit-close属性
- kit-e属性
- kit-html属性
- kit-launch属性
- kit-observe属性
- kit-ref属性
- kit-src属性
Appクラス内のメソッド
- App.changeWindowTitleメソッド
- App.contextメソッド
- App.dataメソッド
- App.eventメソッド
- App.getPathメソッド
- App.kafメソッド
- App.loadメソッド
- App.preventCloseメソッド
KWS関連
KWS.fullscreen
- 最大化ウィンドウのプロセスIDなどの情報を格納します。
KWS.max
メソッドが実装されました。- 指定ウィンドウを最大化します。
KWS.unmax
メソッドが実装されました。- 指定ウィンドウの最大化を解除します。
define.jsonの新機能
support.fullscreen
キーを指定して最大化可否を指定します。size
キーを指定して初期のウィンドウサイズを指定します。resize
キーを指定してウィンドウのリサイズ時の最小幅および最小高を指定します。icon
キーにnone
を指定することでアイコンなしを指定可能になりました。support.kaf
キーにfalse
を指定してkafを無効化することが可能です。
各種アプリの更新
非常に更新内容が多いため、大きな更新のみ紹介します。
- デフォルトアプリとして
app/kish
(v0.3)をバンドルしました。- kishについての詳細はkishドキュメントを参照してください。
- 新しいアプリ
app/user
を追加しました。- ユーザー情報/ステータスを素早く確認できます。ステータスバーからアクセス可能です。
- 新しいアプリ
app/install
を追加しました。- 簡単なウィザードに従ってkitにアプリケーションをインストールできます。
- 新しいアプリ
app/bandr
を追加しました。.kitbackup
ファイルを利用したkitシステム全体のバックアップ及び復元が実行可能です。
- アプリ
app/document
をv1.0にアップデートしました。 - アプリ
app/alert
をv2.0にアップデートしました。- kafを使用しています。また、長いアラートがスクロール表示されるようになりました。
- アプリ
app/appman
をv1.0にアップデートしました。- インストール済みアプリの一覧が表示されるようになりました。
- アプリ
app/dialog
をv2.0にアップデートしました。 - アプリ
app/pmgr
をv3.1にアップデートしました。 - アプリ
app/settings
をv4.0にアップデートしました。 - アプリ
app/welcome
をv1.2にアップデートしました。- kafを用いることにより、JavaScriptコーディングが0行になったアプリの一つです。
- アプリ
app/ytplayer
をv1.1にアップデートしました。
非推奨メソッドの削除
グローバルスコープ上のメソッドは徐々に削除されています。
- 非推奨メソッドだった
appInfo
メソッドが削除されました。- 代替のSystem.appInfoメソッドを使用してください。
- 非推奨メソッドだった
close
メソッドが削除されました。- 代替のSystem.closeメソッドを使用してください。
- 非推奨メソッドだった
kill
メソッドが削除されました。- 代替のSystem.killメソッドを使用してください。
- 非推奨メソッドだった
System.min
メソッドが削除されました。- 代替のKWS.minメソッドを使用してください。
kit 0.1.5
ローカルのディレクトリに展開してください。
初回起動時はautorun.htmlから起動することを推奨します。
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
変更点
・ダークモードの実装(試験的な機能)
→設定>テーマから設定可能
→define.jsonにsupportオブジェクトを設定可能
→プリインストールアプリの一部をダークモードに対応
→ダークモード窓にkit-darkmodeクラスを付与
・サイレントモードの実装
→System.audio.silentからアクセス可能
・System.audio.get()メソッドの追加
・アプリケーションCSSの読み込み最適化
・KWSのv3.2.2へのアップデート
→KWS.darkmodeからダークモードの状態にアクセス可能
・System.logオブジェクトの追加
・System.preventClose()メソッドによる突然終了の防止
・app/consoleのアップデート
→コマンド履歴の無制限サポート
・プリインストールアプリによる非推奨メソッドの置換
kit 0.1.4
ローカルのディレクトリに展開してください。
初回起動時はautorun.htmlから起動することを推奨します。
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
変更点
・Notificationクラスの拡張
→Notification.goodnightによる非通知モードの管理
→Notification.soundによる通知音の設定
・設定アプリのv3.1へのアップデート
・KWSのv3.2.1へのアップデート
・processのisactiveの挙動を実装
・デバッグモード(System.debugmode)の実装
・textboxクラス要素でEnterキー押下時に直後のbuttonクラスオブジェクトの押下イベントをトリガー
・appInfo()メソッドのSystem.appInfo()への移動
kit 0.1.3
ローカルのディレクトリに展開してください。
初回起動時はautorun.htmlから起動することを推奨します。
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
変更点
・kit Window Systemの大幅アップデート(KWS v3.0)
→最前面のウィンドウをアクティブウィンドウとして認識
→タスクボタンのクリック時、アクティブウィンドウの場合最小化、それ以外の場合最前面へ移動
→ウィンドウドラッグ中のエフェクトを停止時に解除
→KWS.activeオブジェクトによるアクティブウィンドウの取得
→KWS.resize()メソッドによるウィンドウのサイズ変更
・System.close()メソッドの追加及びそれに伴うclose()メソッドの非推奨化
・System.kill()メソッドの追加及びそれに伴うkill()メソッドの非推奨化
・System.setBattery()メソッド及びSystem.batteryオブジェクトによるバッテリー残量取得
・System.clipによるクリップボード操作(試験的な機能)
・非通知モードの追加
・kit Window Systemのv3.1へのアップデート
→タスクボタンの挙動の調整
・app/settingsの大幅なUI改善(v3.0)およびバグ修正
・kit-toggleクラスによるトグルスイッチ機能の実装
・ヘッダーのドロップダウンから音量の調整・時計の表示が可能に
・System.audioクラスによるオーディオ関連機能の実装
→S.audio.play()メソッド、S.audio.pause()メソッド、S.audio.stop()メソッド、S.audio.seek()メソッド、S.audio.mute()メソッド(詳細はWikiや開発ブログを参照)
・テーマのスタイル調整
kit 0.1.2
ローカルのディレクトリに展開してください。
初回起動時はautorun.htmlから起動することを推奨します。
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
変更点
・セーフブート機能の実装
→パラメータsafe=trueを付与してkitを起動するか、設定の「システム」>「セーフブート」から再起動を選択
→セーフモードでは、スタートアップアプリケーションが無効になり、設定されたテーマや一部の環境設定が無効化されます。
・System.bootoptオブジェクトから起動オプション(パラメータ)を取得可能。詳細はこちらの記事を参照してください。
・System.timeオブジェクトを拡張:day(曜日)の追加
・Notificationクラスの拡張:通知に送信日時を格納します
・app/pmgrの追加:プロセス管理アプリケーションです。コンテキストメニューからの起動が可能
・System.close()メソッドの追加、それに伴うclose()メソッドの非推奨化
・初期設定画面がsetup.htmlに移動
→autorun.htmlでは、初期設定フラグが立っていない場合にsetup.htmlに遷移します
・KWSクラスの追加:Systemクラスの一部のプロパティやメソッドがKWSクラスに移動し、非推奨化しました。
→System.windowIndexはKWS.windowIndexに移動しました
→System.refreshWindowIndex()メソッドはKWS.refreshWindowIndex()に移動しました
→System.min()メソッドはKWS.min()メソッドに移動しました
→System.vacuum()メソッドはKWS.vacuum()メソッドに移動しました
kit 0.1.1
ローカルのディレクトリに展開してください。
初回起動時はautorun.htmlから起動することを推奨します。
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
0.1.0および0.1.1の変更点
・仮想ファイルシステム(ユーザー領域)の実装
・S.save()メソッドで仮想FSにデータを保存
・app/fivrの追加:仮想FS内に保存されたデータを一覧・選択して閲覧可能
・S.open()メソッドでFivrで仮想FS内のファイルを表示
・テーマ機能の実装および環境変数kit-themeの追加
・ランチャー機能の実装:config/apps.jsonからアプリ情報をロード
・より小さな画面サイズの端末に対応
・右クリックメニューの拡張:選択オブジェクトのオーバービューを表示、要素を開く機能及び要素を仮想ファイルシステムに保存する機能の実装
・右クリックメニューに検索機能を追加
・右クリックでウィンドウを吸い寄せる機能及びS.vacuum()メソッドの実装
・S.selectedElementで右クリック時に選択された要素を取得可能
・kit Window Systemがv2.0にアップデート、ウィンドウエンジンの全面的な刷新およびウィンドウの重なりに関連するバグの修正
・S.refreshWindowIndex()メソッドで膨張したデスクトップのウィンドウのZ軸のインデックス値を重なりを維持したままリセット
・S.dom()の第二引数を省略した際に自動的に.wincを指定
・S.avoidMultiple()の第二引数がtrueの場合アラートを表示せずアプリケーションを終了
・app/ntflistの追加:通知の履歴を閲覧するアプリケーション
・app/appmanの追加:アプリケーション管理アプリ(試験的な機能)
・S.appdirにアプリケーションディレクトリを指定可能(外部や./app以外のディレクトリにアプリケーションを配置可能)(試験実装)
・S.alert()およびapp/alertに第三引数を渡すことでアラートタイトルと異なるウィンドウタイトルを指定可能
・appInfo(appname)メソッドからアプリ情報を表示
・カーネルの軽量化のための変更
・ウィンドウのスクリーンショット機能の実装
・S.screenshot(pid):該当プロセスのウィンドウのスクリーンショットをcanvasで返り値として持ちます(第二引数がtrueの場合撮影結果をアラートで表示)
・タスクのスクリーンショットを撮影するメニューおよびウィンドウを最前面に移動するメニューを追加
・app/consoleに存在していた潜在的なバグの修正
・ドキュメントの更新
・テーマ「theme-default」の修正
・新たなテーマ「軽量テーマ」「りんごテーマ」を追加
・カーネルがJavaScriptのstrictモードに準拠
・S.timeの拡張:S.time.objでDateオブジェクトにアクセス可能
・S.timeの持っていたバグを修正
・通知ポップアップのバグ修正
・app/nqueenの追加:チェスのルールを利用するゲームアプリ
・readmeの追加
・S.lock()でシステムをロック
・起動時のデフォルトロック機能の実装
・S.supportにサポート情報オブジェクトを保持
・検索バーからEnterキーでアプリケーションを起動するよう改善
・app/dialogの追加:任意の関数を実行するための確認ダイアログを表示
・S.dialog()メソッドで確認ダイアログを表示
kit 0.1.0
kit 0.0.8
kit 0.0.7
ローカルのディレクトリに展開してください。
autorun.htmlから起動することを推奨します。
Please unzip to local directory and exec "autorun.html"
変更点
・S.timeから現在の日付や時刻などを取得可能
・S.resizable( _pid, _elem, _width, _height )でウィンドウサイズ変更
・ユーザー領域(試験的な機能)
・Gecko環境下におけるKWSの重篤な不具合の解消
・Notificationクラスの拡張
・Notification.listで通知の履歴を参照可能