Taskbookはシンプルで最小限の使い方で、簡単・効率的にターミナル内でタスクやノートを複数のボードで管理することができます。全てのデータは削除されず、自動で保存され、どこでも共有可能です。削除したアイテムは自動的にアーカイブされ、検索・リストアすることが可能です。
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- タスク・ノートを作成
- ビュー(ボード・タイムライン)
- 優先度設定・お気に入り機能
- 検索・フィルタ機能
- アーカイブ・リストア機能
- 軽量・早い
- 自動保存
- ストレージのカスタマイズ
- 進捗の確認
- 簡単でミニマルな文法
- 更新通知
~/.taskbook.json
によるこんフィギュレーション~/.taskbook/storage
のJsonでデータの保存
特徴はtaskbook ボードで確認することができます。
yarn global add taskbook
npm install --global taskbook
snap install taskbook
snap alias taskbook tb # set alias
補足: snapの厳格で限定的な性質より、ストレージと設定ファイルは$HOME
配下ではなく環境変数$SNAP_USER_DATA
配下に保存されます。
$ tb --help
Usage
$ tb [<options> ...]
Options
none ボードを表示
--archive, -a アーカイブしたタスクを表示
--begin, -b タスクのスタート/中断
--check, -c タスクのチェック/チェック解除
--clear チェックしたアイテムの削除
--copy, -y アイテムのコピー
--delete, -d アイテムの削除
--edit, -e アイテムの編集
--find, -f アイテムの検索
--help, -h ヘルプメッセージの表示
--list, -l 属性ごとにアイテムのリスト化
--move, -m ボードでのアイテムの移動
--note, -n ノートの作成
--priority, -p タスクの優先度を変更
--restore, -r アーカイブからアイテムを復元
--star, -s アイテムのスター/スター解除
--task, -t タスクの作成
--timeline, -i タイムラインの表示
--version, -v バージョンの表示
Examples
$ tb
$ tb --archive
$ tb --begin 2 3
$ tb --check 1 2
$ tb --clear
$ tb --copy 1 2 3
$ tb --delete 4
$ tb --edit @3 Merge PR #42
$ tb --find documentation
$ tb --list pending coding
$ tb --move @1 cooking
$ tb --note @coding Mergesort worse-case O(nlogn)
$ tb --priority @3 2
$ tb --restore 4
$ tb --star 2
$ tb --task @coding @reviews Review PR #42
$ tb --task @coding Improve documentation
$ tb --task Make some buttercream
$ tb --timeline
オプションなしでtaskbookを起動すると、保存している全てのアイテムをそれぞれのボードに表示します。
全てのアイテムをタイムラインに表示するためには、--timeline
/-i
オプションを利用することで作成日順に表示されます。
~/.taskbook.json
ファイルを作成し、自身のオプションを設定できます。デフォルト値をリセットしたい場合は、設定ファイルを消すだけです。
以下は利用可能なオプションと、それぞれのデフォルト値となります。
{
"taskbookDirectory": "~",
"displayCompleteTasks": true,
"displayProgressOverview": true
}
- 型:
String
- 初期値:
~
ストレージを初期化するファイルパス。/home/username/the-cloud
や ~/the-cloud
などを指定します。
ホームディレクトリを示す ~
を指定すると、 ~/.taskbook/
配下に作成されます。
- 型:
Boolean
- 初期値:
true
完了したタスクを表示するかどうか指定できます。
- 型:
Boolean
- 初期値:
true
タイムラインとボートの下に進捗状況を表示するか指定できます。
以下は最小限の利用例になります。
エラーやサンプルが不十分で改善が必要な場合は、イシュー や プルリクエスト を作成してください。
新たなタスクを作成するためには、 --task
/-t
のオプションにタスクの詳細を記載してください。
$ tb -t Improve documentation
新たなのノートを作成するためには、 --note
/-n
オプションにノートの本文を記載してください。
$ tb -n Mergesort worse-case O(nlogn)
ボードはタスクやノートを作成したときに自動的に初期化されます。ボートを作成するためには、 @
をプレフィックスにつけて名前を指定すれば作成できます。ボードの作成と同時に作成したタスクは作成したボードに含まれます。デフォルトではボードの指定がない場合は、 自動的に My Board
へ追加されます。
$ tb -t @coding @docs Update contributing guidelines
タスクを完了/未完了にするためには、 --check
/-c
オプションに対象タスクIDを付与してくだい。このオプションでは指定されたタスクの complete
ステータスを反対に更新するので、完了していたタスクは遅延したタスクに、遅延していたタスクは完了に切り替わります。重複したIDは自動的に除外されます。
$ tb -c 1 3
タスクを開始/中断するには、 --begin
/-b
オプションにタスクIDを指定してください。使い方は --check
オプションと同様になります。
$ tb -b 2 3
お気に入りとしてマークするには、 --star
/-s
オプションにタスクIDを指定してください。使い方は --check
オプションと変わりません。
$ tb -s 1 2 3
システムのクリップボードにアイテムをコピーするには、 --copy
/-y
オプションにタスクIDを指定してください。コピーされたアイテムの各タスクは改行で区切られているため、貼り付け後に読みやすい状態となっています。
$ tb -y 1 2 3
taskbookをオプションなしで起動すると、ボードごとにグループ化されたアイテムを表示します。
$ tb
タイムラインビューに全てのアイテムを表示させるには、 --timeline
/-i
オプションを利用できます。
$ tb -i
初回登録時にタスクの優先度を設定するには、 p:x
をタスク詳細に付け加えると可能です。xは 1
, 2
or 3
の数字が入ります。デフォルトでは優先度が 1
となります。
1
- Normal priority1
- 通常2
- Medium priority2
- 中優先3
- High priority3
- 高優先
$ tb -t @coding Fix issue `#42` p:3
タスクの作成後に優先度を変更するためには、 --priority
/-p
オプションを対象タスクIDに指定し、 @
をプレフィックスとして、 1
・ 2
・ 3
の数値を指定してください。対象IDや優先度が置かれた順番は重要ではありません。
$ tb -p @1 2
タスクを1つ、もしくは複数のボードへ移動するためには、 --move
/-m
オプションの後に @
マークをプレフィックスとして対象アイテムIDを指定して、ボード名を指する必要があります。デフォルトの My board
は myboard
キーワードで設定できます。対象IDとボード名の順番は重要ではありません。
$ tb -m @1 myboard reviews
アイテムを削除するには、 --delete
/-d
オプションに対象アイテムIDを指定する必要があります。削除されたアイテムは自動的にアーカイブされ、いつでも検索やリストアは可能です。重複したIDは自動的に除外されます。
$ tb -d 1 2
全てのボードにある完了したタスクを削除/クリアするためには、 --clear
オプションを利用してください。削除されたタスクは自動的にアーカイブされ、いつでも検索・リストア可能です。残念ですが、 --clear
の簡略化したオプションはありません。
$ tb --clear
アーカイブした全てのアイテムを表示するためには、 --archive
/-a
オプションを利用してください。アーカイブした全てのアイテムはタイムラインビュー作成日順に表示されます。
$ tb -a
アイテムをリストアするためには、 --restore
/-r
オプションで対象アイテムIDを付けて利用してください。アーカイブした全てのタスクは --archive
/-a
オプションで見ることがきます。重複したIDは自動的に除外されます。
$ tb -r 1 2
特定の属性でアイテムをまとめてリスト化するためには、 --list
/-l
オプションの後に必要な属性を付けてください。有効な属性をもつアイテムでボードが表示されます。例えば、デフォルトの myboard
にある遅延した全てのアイテムをリスト化するためには、以下のように入力できます。
$ tb -l myboard pending
デフォルトでサポートしているリスト化属性は、以下のように特定のエイリアスと一緒に使えます。
myboard
- Items that belong toMy board
task
,tasks
,todo
- タスクのアイテムnote
,notes
- ノートのアイテムpending
,unchecked
,incomplete
- 遅れているタスクのアイテムprogress
,started
,begun
- 進行中タスクのアイテムdone
,checked
,complete
- 完了したタスクのアイテムstar
,starred
- スターされたアイテム
アイテムを検索するためには、 --find
/-f
オプションに検索ワードを指定してください。
$ tb -f documentation
よりプロジェクトへ貢献したい場合は、contributing guidelinesを読んでください。
- リポジトリのフォーク、もしくはクローンをする
- ローカルにリポジトリをインストールし、
cd taskbook
で移動 npm install
もしくはyarn install
で依存モジュールをインストールnpm test
もしくはyarn test
でコードのLintチェックが可能
- signale - 高度に設定可能なロギングツール
- qoa - ミニマルでインタラクティブなコマンドラインプロンプト
- hyperocean - オーシャンブルーなテーマ
- Klaus Sinani (@klaussinani)
- Mario Sinani (@mariosinani)