09/27に行ったウォークスルーの概要です。黄色い背景の内容がターミナルで打つコマンドです。
- 冒頭の*$*は行開始の意味なので、打たないでください。
- 日本語の名前はあなたに該当するものを英字で打ってください。
- コマンドを打ったらエンターを押して確定してください。
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GitHub(ブラウザ)でユーザー登録を完了し、新規レポジトリを一つ作成した前提で先に進みます。
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Gitの作業環境とするフォルダを作成します
$ mkdir フォルダ名
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作ったフォルダに移動します
$ cd フォルダ名
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フォルダをGitの作業環境として認識させます
$ git init
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何でも良いので、作業環境にファイルを置きます。下記のコマンドで空のファイルを作ります。
$ touch README
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作ったREADMEファイルを登録します:
$ git add README
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現在の作業環境の状態をコミットして、新しくバージョンを区切ります:
$ git commit -m "コメント"
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現在の作業環境が接続するリモートレポジトリの場所(URL)をGitに覚えさせます:
$ git remote add origin https://github.com/ユーザー名/レポジトリ名.git
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変更をコミットした後にリモートにプッシュします:
$ git push origin master
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これでGitHubの自分のレポジトリのページをリフレッシュすると、変更が反映されていることが確認できます。
自分の作業環境がどのような状態にあるのかを確認するために使えるコマンドです。GitHubアプリが使えない人は、これらを使って確認しましょう。
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現在の作業環境がどのような状況にあるのかを知るためのコマンド:
$ git status
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現在の作業環境でのコミットの履歴(=バージョン)を確認するためのコマンド:
$ git log
-pオプションを付けて実行すると、差分データを表示してくれる:
$ git log -p
用語解説:
コマンド / command : コンピュータに指示する命令。
README : READMEファイルは、GitHubでレポジトリを作る時に慣習的に作成するファイルです。READMEファイルの中に、このレポジトリがどのようなものなのかを書いておけば、見に来た人が理解しやすくなります。READMEファイルはMarkdownという記法で書きます。このドキュメントや授業レポジトリをGitHubで閲覧する時に見える説明文もMarkdownで記されています。Mac OSXではMouというアプリが便利なので、インストールして試してみてください。
コミット / commit : 現在の作業環境(ローカル)でバージョンを確定するためのコマンド。コメントを付けておくことで、そのバージョンがどのような意味があったのかを自分にも他者にも伝えることができます。
リモートレポジトリとはGitHubにあるレポジトリです。逆にローカルレポジトリはお使いのコンピュータにあるレポジトリです。リモートにローカルの変更を送信(プッシュ)することで、他の人があなたのレポジトリの変更内容を知ることができます。
プッシュ / push : GitHubのレポジトリ(リモート)に、ローカルでコミットした変更を送信するためのコマンド。プッシュしない限りは、他の人にあなたの行った変更は直接アクセスできません。