2020年、職責拡大を受けて多忙…。それでも更新はできてる。
2021年、コロナ禍で業績悪化…。暇だし更新する時間はある。
2022年、劇的な環境変化…。日本語化やってる場合じゃない。
大学卒業以来のドタバタぶりで、人生何が起こるかわからないものです。
近年の状況変化は外的要因が強く、自己研鑽が足りぬのでしょうね。
とは言え、仕事が常に頭から離れない生活は、なかなかにキツい。
子どもたちも随分とおおきくなった。父親としての悩みも尽きない。
大量の倍直が必要な「FileZilla Server」は確認したくもない。
うん。ホント無理なんだ。更新は遅れる。すまない。
職場で Windows 11 を運用せざるを得ない状況になったことをきっかけに、
自宅環境も Windows 11 に移行。ExplorerPatcher-jp と Open-Shell が
動作する限りは大きなストレスもなく使えており、胸をなでおろしました。
リアルの状況もですが「継往開来」を適切に行う。大事なことですね。
主に仮想環境を用いて Windows 10 以前の検証は行っていますが、
Windows 11 に大きな不満はなく、後方互換性の重要度が下がりました。
問題の程度にもよりますが、旧 OS 対応にはあまり注力しないつもりです。
「趣味の日本語化」である前提で取り扱っていただけると幸いです。
成果物へのご意見はいつでも受け付けていますので、気兼ねなくどうぞ。
2020年4月より、諸々の事情で公開不可能な日本語化案件については、
GitHub のプライベートリポジトリが無料化されたことを機に移動しました。
よほどの事情がある方には成果物やソースを提供できる場合があります。
私の連絡先は何かのソースの中に明記しているので、ここでの記載はしていません。
また、こちらの都合で返信できない場合もあるので、この点ご了承ください。
メールで成果物に対して暴言としか言いようがない修正指示を送ってくる方がおられます。
相手をする必要もないと知人は言いますが、意見としては普通に全部読ませていただいております。
ご意見は小生のスタンスで必要に応じ適用し、当然不採用となった意見もございます。
個々の修正の適否には理由がありますが、最初の返信にご納得いただけないので、返信は致しません。
有志の翻訳界隈では自己の翻訳について、他者に意見されたくない風潮が強いのか、
表現の改善ではなく、明確な翻訳誤りであっても協議すら叶わない事を経験しています。
スタンスが異なるのは別にいいのですが、唐突に猛反発を受けることが多いので、
私も一人の翻訳者として、翻訳等へのスタンスの明示が必要だろう、という考えに至りました。
・日本語化に際し「MS Japanese Style Guide」等を参考にするが、厳守しているわけではない
(小生の制作物は個別に表記を評価しているので、それぞれで表記が異なる場合もある。)
・基本的に Windows 10 での表記に準じるのは、いずれ淘汰される OS を考慮する余裕がないから
(Windows 10 が最良などとは微塵も思わず、一般・標準であるかという点を重視する。)
・機械翻訳を元に翻訳作業を行うのは、機械翻訳の支援が作業の効率化に欠かせないから
(小生自身の英語力は高くありません。日本語は普通でしょう。ゆえに善処するとしか言えない。)
・過去の別の翻訳と変わって違和感があるというのは、翻訳を更新するうえで障害にならない
(機能の更新と表記の変遷は相互関係を認めず、考慮はするが時代に合わせて表記は変化させる。)
・過去の経歴からプログラムのソースを読むことはできるが、翻訳についてはそこまで追求しない
(テクニカルプレビューは可能な範囲でしか行わないので、技術的な面の翻訳誤りは根絶し難い。)
・バイナリを直接書き換える、いわゆる倍直やパッカーへの対応はなるべく回避する
(テキストやリソースの編集に比べると、単純に更新時のメンテナンス負荷が高いので。)
・公認の主翻訳が存在する場合において、可能な限りコンタクトとって意見交換する
(非公認でほぼ全文置き換わる再翻訳は当てはまりませんが、関係者の了解を得ることなく
「公式翻訳」への改竄やそれらを誘発する行為に対しては強く反対します。)
・公の場に出てこずに自己の領域だけで他の制作物を一方的に批判する事を断固許さない
(翻訳が肌に合わない事は残念であるが、改善の意思があるなら公の場で協議しましょう。)
・論拠のある翻訳への改善意見や良識ある共同作業者を随時募集しています
(ただし Issue のみで Pull request は不可です。基本的にただのファイル置き場ですから。)
・「私の使用する」アプリに限定して翻訳するので、翻訳依頼は別途相談ください。
(趣味でやっているだけで、善意はないです。時間の無駄と断定したらそれで終わりです。)
いわゆる「日本語化」の行為には、法的な問題やプログラムの安全性の問題を内包しています。
感謝の言葉は素直に嬉しいのみで、逆に抗議を受ければ真摯に受けとめ必要な処置を取ります。
矛盾と言われてもこれらを公開していることは、単なる私のエゴでしかないのが事実です。
だとしても、他者の翻訳に外野が手続きを経ずに文句をいうのは、下衆の極みと断言しましょう。
何のために他者の翻訳に対して意見するのですか?共通の目標は翻訳の改善ではないのですか?
自分の意にそぐわないだけで、なぜ他者に悪評を喧伝するのですか?モラルが低すぎるでしょう。
それこそ、「ただの隣国」に成り下がった某国と同じようなもの。一方的な言い分は認めません。
CIS に関わってこの辺の認識は大きく変わりました。自分も未熟だったと言わざるを得ません。
さて、今更ですが「日本語訳」にはいくつかのステージがあると言えます。
A1 - リソースを含むテキスト部分をただ機械翻訳したもの
A2 - 機械翻訳を判読可能・表示可能なものに修正したもの
A3 - スタイルガイド等を参考に全体的な統一感があるもの
A4 - 法令に通じ分野に適合し翻訳品質が商用レベルのもの
また、翻訳とは別に「日本語化」ではプログラムの改変を含む場合があります。
B1 - 日本語 OS での表示に合わせたフォントやサイズの変更
B2 - オブジェクトの属性や表示域に合致させる修正
B3 - バイナリを直接編集しての強制的な日本語表示 (いわゆる倍直)
B4 - パッカー含めた改竄防止機構の突破とロジックへの介入
単純化のため勝手に区分けしましたが、「日本語訳」「日本語化」がどのレベルのものかを
有志の翻訳ではきちんと明示したほうが、自己責任とはいえ使用者の印象も違うと思います。
小生のスキルや時間的余裕から、上記の「A3」と「B2」の達成が基本的な目標となります。
公式参画している物に関しては「A4」を目指すのですが、自己レビューだけでは到底無理です。
「B3」は単純に作業負荷が高く管理が面倒なので、無理のない範囲でしか行いません。
協力者が現れれば可能なことも増えますが、無償で行うことに割ける時間は有限です。
言いたい事は上記で全部ではないですが、最低限を明文化したといったところでしょうか。
今後も不条理に屈せず、臨機応変に対応します。あれ、この 1 行で良かったんじゃ…。